1998年から、現在まで
インターネット黎明期へ、飛び込む。
まだ「インターネット広告」という言葉すら一般的でなかった時代から、ネットビジネスの最前線へ。業界の空気ごと吸い込みながら、デジタルマーケティングの基礎を現場で叩き込んだ。
「ネット広告がこれから来る。そう確信していた。」
インターネット広告ベンチャーで、上場を経験。
インターネット広告の黎明期を走り抜け、ベンチャーとして株式上場を経験。スタートアップが上場するまでの熱量と、上場後に何が変わるかを肌で知った。
独立し、ネット広告会社を起業。
「自分でやる」と決めて独立。ネット広告の会社を立ち上げ、経営者として現場に向き合う日々が始まった。
インサイトパートナーズ創業。共同購入クーポン事業へ。
IPO経験のある同僚と共同購入クーポンサービス「PREMINOW」を立ち上げるために会社を設立。しかしクーポンビジネスは1年を待たずに下火となり、同僚は本家グルーポンへ。佐藤はインサイトパートナーズでWeb広告事業を続けながら、次の事業を模索し始めた。
「うまくいかなかったら本家に転職。笑えるけど、それが正直なところです。」
「空いたら電話しますよ」——その一言が、アイリストになった。
常連になると飲食店から「空いたら携帯に電話します」と言われる体験が積み重なっていた。iPadが普及し始めた2011年、「これ、アプリでできるんじゃないか」と気づく。Web広告事業で会社を動かしながら、順番待ちシステム「アイリスト」をスタートさせた。
「現場の習慣に課題がある。技術はもう揃っていた。」
コロナ禍の発熱外来と緊急融資窓口が、整理券発券機レンタルを生んだ。
パンデミックが始まり、医療機関や役所から「整理券を出したいが機材を購入すると資産になる。レンタルはできないか」という声が相次いだ。アイリストを動かす機材を仕入れてレンタルで貸し出すことから始め、大規模ワクチン接種会場でも使われるようになった。社会の危機に対して、持っているものを組み合わせて動いた。
「誰がネットリテラシーを教えるんだ」という問いに、自分で答えることにした。
25年インターネットビジネスの最前線にいた人間として、ネットリテラシーの大切さは身に沁みていた。しかし世の中には、大人でさえリテラシーのない人が多い。「誰かに教えてもらえる場所がない」という問いを数年温め続けていた。2024年、ようやくその問いに自分で答えることにした。
「25年分の経験を、次の世代に渡す番が来た。」